もうベーキングシートに戻れない、シルパンで焼き菓子♪
写真は、焼き上がったクッキーを裏返したところ。
左右のグループで、見た目がまったく違います。
右側は紙製のベーキングシート、左側はマトファーのシルパンを敷いて焼いたもの。
同じ生地を、同じ時間、一緒にオーブンに入れて焼いた結果ですが、
オーブンシートの違いだけで、こんなにハッキリとした差が出ました。
よくお菓子を焼く人で、紙製のベーキングシートを使っている方なら、
この違いを見れば、シルパンが好まれる理由や、その価値が分かるはず。
シルパンってなに?
オーブンでお菓子を焼く時に使う、本格的なペーキングマットです。
使い方は、紙製のオーブンシートや、繰り返し使えるオーブンシート(テフロンシート)と同じ。
天板に敷き、その上にクッキーやシュー等の生地を置いて焼きます。
シルパンの素材はグラスファイバーとシリコンなので、綺麗に洗って保存すれば、半永久的に使えます。
シルパンの素材、フラットに焼きあがる原理
グラスファイバーを編んでシート状にしたものをシリコンでコーティングしてあるので、2ミリほどの厚みがあります。
網目の間は、ごく小さな隙間が空いていて、ここから余分な油や空気が逃げることによって、生地がフラットに焼き上がります。まんべんなく網目が付いていますね。
一方、紙のベーキングシートに乗せた生地は、焼成中、底面に溜まった空気が高温で膨張しても逃げ場がないため、生地を持ち上げるように空気の層ができてしまいます。すると生地の中心部が浮かんだようになり、天板に触れないので焼き色が付かず、真ん中が白っぽくなるのです。
マトファーって?
マトファー(MATFER)社は、1814年にフランスで創業された、大手製菓道具メーカー。フランスの製菓道具市場の約70%を占めています。
日本でも、有名ホテルやレストラン、製パン、洋菓子店の多くで、マトファー社の製品が使われています。
200年以上も続く専門店の、信頼できる様々な道具は、一生ものと言われるほど。
プロでなくても使ってみたいものばかりです。
製菓材料でお馴染み、ネットショップcottaでも販売されています。
マトファーとのコラボ商品のシルパン(38×29cm)です。
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身の回りで気になるモノ・コトを、マイペースに観察しています。ジャンルに偏りがありますが、目新しいもの、気の利いたもの、キャラクターものに惹かれます。